── 女 た ち の 源 平 恋 絵 巻 ──
著:高城 修三  発行所:京都新聞出版センター ヨリ
祗 園 女 御
清盛落胤伝説を生んだ白河院の寵妃
 謎に包まれた清盛の出生 (一) 謎に包まれた清盛の出生 (二) 落胤説を裏付ける文書
 平家台頭をうながした祇園女御
待 賢 門 院 璋 子 と 美 福 門 院 得 子
美しきゆえの恍惚と悲哀
 男を眩惑する美女、待賢門 鳥羽院の寵愛を受けた美福門院 (一) 鳥羽院の寵愛を受けた美福門院 (二)
 皇位継承に不満、兵を挙げる 大乗経に呪いを血書した崇徳院 (一) 大乗経に呪いを血書した崇徳院 (二)
常 盤 御 前
牛若丸を生んだ宮中一の美女
 平治の乱、義朝討たれる 常盤を愛人にした清守 清盛憎し、天狗に兵法を習う (一)
 清盛憎し、天狗に兵法を習う (二) 弁慶を打ちすえ、君臣の契り)
建 春 門 院 滋 子 と 二 位 殿 時 子
堂上平家に咲いた花二輪
 時子を後妻にした清盛の幸運 平家絶頂期をもたらした滋子 きしみはじめた院と平家の関係
祇 王 と 仏 御 前
清盛に翻弄された白拍(想ひ人=平 清盛)
 仏御前に心を移す清盛 (一) 仏御前に心を移す清盛 (二) ひたすら念仏 願う極楽往生 (一)
 ひたすら念仏 願う極楽往生 (二) 祇王の名を残す祇王井川
小 督 局
悲嘆の天皇によせる 「想夫恋」
(想ひ人=高倉天皇)

岳父・平清盛と父・後白河法皇の対立に苦しみ、安徳天皇に譲位。
笛の名手で学問や音楽に優れていた。

 小督に恋した高倉天皇 嵯峨野に悲しく響く恋の曲 小督の琴の音に泣く伝説の地
袈 裟 御 前
荒ぶる若武者に魅入られた貞女
 妄執の恋の果て、武士を捨てて出家 (一) 妄執の恋の果て、武士を捨てて出家 (二)
 流罪の地で頼朝に決起を進言 袈裟と盛遠の秘話残す恋塚
巴 御 前
木曾義仲を愛した女武者
 平家追討へ義仲一番乗り 一所で死にたいとかき口説く巴 (一) 一所で死にたいとかき口説く巴 (二)
 非業の地で尼になり義仲供養
横 笛
乱世の世に消えた儚い恋
 許されぬ恋を諦め仏道に入る (一) 許されぬ恋を諦め仏道に入る (二) 極楽往生のさまを聞き維盛入水
小 宰 相
一途な恋に殉じた気高き美女
 我が恋は細谷川の丸木橋  月の海に消えた一途な恋
建 礼 門 院 右 京 大 夫
昔の夢を追い続けた女流歌人
 栄華と地獄をめぐった果てに 屋島で戦う資盛へ最後の文 今や夢昔や夢・・・・悲しみ歌に
建 礼 門 院 徳 子
この世の六道を廻った女院
 恐ろしい予言の実現におののく (一) 恐ろしい予言の実現におののく (二)
 質素な姿に袖ぬらす──大原御幸 ごくらく浄土を求め大原の地に
静 御 前
九郎判官義経を慕う白拍子
 奇襲、夜襲・・・・義経行くところ敵なし 大峰の女人結界で永遠の別れ (一) 大峰の女人結界で永遠の別れ (二)
 義経しのぶ静の舞に政子も感嘆
北 条 政 子
夢を買って尼将軍になった女
 征夷大将軍の妻になった強運 伊豆山権現に夫の武運を祈る (一) 伊豆山権現に夫の武運を祈る (二)
 鎌倉幕府の礎築いた尼将軍